CEHP Diary

カテゴリ : 活動

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11月9日(土)当地で、日本人の活動の広報を目的として「Japan Festival」が開かれました。テロ対策のセキュリティ(警察官60名動員とか)の影響か、エチオピア人来場者が少なかった(450名ほど)ですが、売り上げは、5時間ほどで昨年の約2倍ありました。
■■印象に残った一言
CEHPのブースを訪れたミドルエイジのエチオピア人男性で、コーヒーの本英語版の価格を聞いて一言「高い!」と言い残して去って行きました。イベントが終了し、商品を箱に詰め込んでいると、その男性がまたやって来て、「エチオピア人のために一生懸命動いてくれているあなたたちの本を買いたくなった。あなたたちが生産者(メリーズ)と対等なパートナーシップでいることにも(それはメリーズからも話を聴いたし、見ていても分かった)感心した。それで買いに戻ってきた」と一言。最高に元気づけられる一言でした。

■□売れ筋ベスト12
1 コーヒー豆のストラップ          189個
2 ゲイシャイヤリング             18個
3 コーヒー豆イヤリング            18個
5 まき運びショール              16枚
6 ホロホロ鳥箸置き              15個
7 アーティストレターセット&オリジナルポストカード12枚
8 アフリカンコサージュ            12個
9 ホロホロ鳥インテリア            11個
10 コーヒー豆のネックレス          10個
11 ポストカード&イヤリングセット       9個
12 ファブリックネックレス           8個
12 コーヒー豆ネックレス&イヤリングセット(写真)8個

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こんにちは。

昨日の土曜日は、生産者パートナーのメリーズとサバハールのキャシーさんの動画撮りをしました。
サバハールのキャシーさんへのインタビューは、エチオピアで、彼女が始めた「ソーシャルビジネス」を理解するうえで、たいへん興味深い話が聴け、公開が待ち遠しい内容になっています。

メリーズ(エイズHIV陽性者グループ)には特別に土曜日に来てもらい、どんなものを作っているのか、CEHPのパートナーになってからどんな変化があったか、これからどんなことをやりたいのかなどを一人一人に語ってもらいました。メンバーのブズイエさんが、ずっと必要で欲しかった箪笥(2000ブル)が買えた話や他のメンバーが、食事が定期的に取れるようになって、自分また子どもたち病気をしなくなったという話をする一方で、同じメンバーのナビヤットさんが、現在アジスの各所で行われている道路工事で立ち退きを迫られ、路上生活をしているという話を聞きました。

そこで、メンバーと一緒にナビヤットさんのところを訪ねました。写真のような状況で、言葉も出ませんでした。家畜小屋の一角にビニールハウス、ナビヤットさんはここで2人の子どもと一緒に暮らしています。

「見えないものに心は悲しまない」英国の古い諺を思い出しました。見えないものを見る努力をすることが、国際協力のエイドワーカーの仕事なのに。ナビヤットさんの生活と共に、メリーズの今後をどのようにしていくかメンバーと一緒に考えていかなければなりません。

昨日のブログ「~商品物語~ メリーズ アフリカンイヤリング その4「品質アップ!」の中で、
品質の向上には「密で地道なコミュニケーションの繰り返し」が大事だということ、
メリーズメンバー間で育まれた信頼関係の下、教えあったり協力しあう関係ができていて、
そのことが品質向上にもつながっている、というお話をさせていただきました。

そんな記事をアップしたまさに昨日、この話に関連した新たな学びがあったので、
みなさんと共有させていただきます。

CEHPメンバーは、ほぼ毎週火曜日にメリーズを訪れ、新しい商品についての打ち合わせや、
現行商品をより魅力的にするための話し合い、完成した商品の検品などを行っています。

昨日の活動のひとつは、メリーズのロングセラー商品「コーヒー豆ストラップ」の検品でした。
なんとメリーズ、今年度に入って、お店のノベルティーグッズとして「コーヒー豆ストラップ」900個のオーダーを受け、この数週間、せっせとストラップを作り上げているのです!
なので、CEHPメンバーの私達も、メリーズを訪れてはせっせと検品作業をしています。
豆ストラップ製作豆ストラップ製作アップ
昨日も、ストラップの検品をしていましたが、一人のメンバーのストラップのほとんどが、
商品として出すには問題があり、作り直しとしてはじき出されてしまいました。
実は彼女、これまでもなかなか品質が安定せず、検品で返されてはやり直しをする、ということを繰り返していました。

CEHPメンバーから彼女に「どこがどう駄目か」もフィードバックし、彼女もそれを分かっているのですが、なかなか改善されません。
しかも大量オーダーで作業量が増えたためか、不良率は大幅にアップしてしまっていました。

この場合の問題点というのは、複雑な技術などではなく、少し気を付ければ解決できることがほとんど。
他の上手に出来るメンバーも、何度も熱心に彼女に教えていたのですが、
そのアドバイスを聞き入れず、自己流でやってしまう彼女に疲れて果ててしまっていました。
決して彼女に悪意がある訳ではないのですが、陽気でせっかちでちょっとおどけてしまう彼女は
なかなか真剣に取り組めなかったのです。

私自身も、彼女のモチベーションを下げないようにしつつ、かつ品質をアップさせるのに、少し行き詰まりを感じていました。
彼女の作る商品の品質の如何が、メリーズの中での火種になりつつあり、CEHPの中でも少し懸念事項になっていました。

そんな状況の中での、大量の不良品の発生。
机の上の山となった不良品を見ながら、他のメンバーからはため息が漏れます。
「何度も説明しているのに…。彼女もちゃんと聞き入れてくれればできることなのに…。」
メリーズメンバーだけでなく、私も困り果ててしまいました。

とその時、CEHPコーディネーターのくるみさんからメリーズメンバーに「みんなで彼女の不良品を分析しましょう」との提案が。
このような場合、ひとつひとつに対して説明をしても、彼女の耳には残らない。
そして、感情的な説明になると、メンバー間の関係性も壊れてしまう。
分析をして「理論」で説得しましょう、との説明が私達CEHPメンバーには加えられました。

そこで、メリーズメンバー達自らの手で、彼女の不良品を主な原因ごとに仕分けてもらいました。
不良豆ストラップ仕分け
そして、不良原因が「豆の選び方」に次いでほとんどが「仕上げの仕方と糊の量」だということが浮き彫りになりました。

“飴と鞭”のように「これは駄目、やり直し!」と厳しく突き返すアプローチとも違い、
「この仕上げが上手じゃないよ。(上手に出来ている彼女の他の商品を見せて)ほら、こっちはこんな風にできるじゃない。他もこんな風にやってみようよ。」と地道にコミュニケーションを取るアプローチとも違い、
事実を数値化、客観的に問題点を明らかにし、理論で説得する方法です。

こうすることで、問題点にのみ焦点が当たられ、
上手く出来ない人、失敗を繰り返してしまう人にとって認識しやすく、何をすれば良いかが明確なります。
同時に「ここを改善することで、大量の不良品を出さなくて済む」という意識付けにもなります。
作り手さんの手元で起こっていることを、現場レベルの情報として皆で共有し、
特定のメンバーの誰かが指摘するという訳でもないので、メンバー間の軋轢も発生しません。
これは日本の製造業が業務効率の向上や作業安全性の確保、品質不具合防止など
ものづくりの現場で養ってきた「カイゼン」のアプローチでもあります。

なにか大事なことを伝えるのに、様々なアプローチがあるとは思いますが、
今回の彼女の場合は、このようなアプローチがとても有効だったようです。
少ししょんぼりとしながらも、素直な性格の彼女は「今日分かったことに気をつけて次はがんばる」と
早速「この豆はきれい。この豆は使ってはいけない。」と豆の選別を私達に確認するように始めました。
不良品を解体
不良品を解体してやり直しの準備をするメンバー。一部の材料はもう使えなくなってしまいます。

机を並べて活動をしていると、相手の性格がよく分かってきて、
ついつい感情が入ってしまったり、その場のコミュニケーションで解決を図ろうとしたりしてしまいがちですが
グループの運営、特に第三者、外部者として関わる者は、
客観的な手段で対応することも大事だ、と改めて気づかされた出来事でした。

さて、来週の彼女のコーヒーストラップ、どれぐらい改善されているのか楽しみです。

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こんばんは!幼児教育隊員の清水紀子です。
本日アメリカ大使館バザーに参加してきました。大使館の敷地内に入るだけでも滅多にできないことなのですごくドキドキでしたが他店舗の人たちも皆ほどよくフレンドリーで、尚且つCEHPの商品にも興味を示してくれる人が多く 和やかな雰囲気で販売できました。 ひと店舗のスペースは限られているのでCEHPはテーブルいっぱいにぎっしり商品を並べたのですが他はただ並べただけ?というところが多くそういう意味ではとても目立っていたと感じます。

女性にはアフリカンネックレスや石鹸、またホロホロ鳥の箸置きが人気でした。また、興味を示すものとしてはオーガニックコットンのセットに惹かれるようでした。客層も30代~少し上くらいの方が多いせいか(他店舗では圧倒的に食品)おしゃれな生活用品が売れ筋なのかなと感じました。男性はやはり、見ては行くものの購入には至らない方もいました。エチオピア人は男性もアクセサリーに興味があるのに対してアメリカ人(しかも大使館関係の方たち)はあまり興味がないのでしょうか?
CEHPのストーリーに興味を持つ人も多くいたのでスペース的には厳しいですが、説明のパネルも置いたらいいかなと思います。関心がCEHPで留まらず、その先の生産者まで行き届くかなと。また一緒に販売したいです!!

私(kurumi)の感想
荒井さんと考案したメリーズ製作の大玉のファブリックネックレス、米大使館の女性スタッフが身に付けていて、それが大柄な彼女に似合っていて本当に素敵でした。彼女は、大玉を2つ買って、使いまわしているそうです。(写真を撮り損ねてしまって残念なんですが)ステキなモデルになった彼女のおかげで、小玉のファブリックネックレスが8本も売れました。バザー後半は大雨になり、実質1時間ほどの販売時間でしたが、4000ブル(約2万円)の売り上げがありました。

●売れ筋ランキング
1.ファブリックネックレス 8本
2.手作り石鹸       6個
3.ホロホロ鳥の箸置き(6個入り)3個
4.アンティークビーズイヤリング 2個
5.エチオピアンハーブティーセット2個

「競合者がいることで」
以前に比べ、出店者は、食べ物関連(ドーナッツ、食肉加工、惣菜、トルティーヤ、野菜販売、ベーカリーなど)が多くなっていました。味や価格も、競合者が増え、よくなって来ています。ハンドクラフトの出店者にも、商品に工夫が見られるようになってきました。
「小規模ビジネスの人々にマーケットを与える」
昨今の米国大使館の状況を考えると、セキュリティ上、閉鎖的になってもおかしくないのですが、ローカルの人たち、また私たちのような自国のNGOではない団体に対してもマーケットを提供するという使命感、あらゆる場を利用して地域社会貢献するという姿勢は、我が国も見習うべきところが大きいのではないかと思います。

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