CEHP Diary

カテゴリ : 書籍

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こんにちはエチオピアオフィスです。こちらは、もうすぐお昼ご飯の時間です(日本とは、-6時間)。エチオピア在住者は、昼食は手軽なパスタでという方が多いんじゃないかと思います。ところが手軽なはずのパスタも、高地ではひとつ大きな問題が・・・。標高が高いと沸点が低く、うまく茹で上がらないのです。そこで多くの人が採用しているのが1.ぐずぐずになるまで茹でる(エチオピア式)2.細いパスタをつかう(生活の知恵式)3.まずくても我慢する(忍耐式)

我が家は、圧力鍋をつかっています。これで茹でるとぷりぷりのアルデンテに茹で上がりますよ。お試しを。

とお昼を前に、前置きが長くなってしまいました。

Befor&Afterの続きです。
To.mo.ca Coffeeは、エチオピア在住者なら誰でも知っている、老舗のコーヒー企業。1953年にイタリア人によって創業。その後現在のエチオピア人経営者に売却されて、エチオピア国内初のコーヒーの商業焙煎を始めています。現在の主な
輸出先は、ドイツ、アイルランド、スウェーデン。エチオピアには5000種類ものコーヒーがあるが、ブラジルには12種類しかないそう。

Tomocaのコーディネーターは「コーヒーの本は、エチオピアンコーヒーのブランディング&ストーリーに重要なツール。エチオピア国内に新たに6店舗(1店は空港内)を新規オープンするので、そこでの販売が期待できる」と言ってました。

Tomocaは、すでに各店舗に置くためのディスプレー棚を、独自に注文。写真は、ディスプレー棚が来るまでの仮設置状態の様子。目立つように、カウンターにカードを立ててきました。もう一つは、チャーチル道路にある新店舗、Tomocaのディスプレー棚が来るまで、貸出中。

Sabaharは、私の友人のキャシーさんが始めた『お店』
手織り草木染のシルク、綿製品などを、生産・輸出しています。欧米からの観光客が多い彼女のお店、本の販売数は高く50冊が2か月で売り切れています。本棚を買い取ってくれて、長期的な販売に取り組んでくれています。

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エチオピアでは、ほんの少しディスプレーを変えるだけで「売れるようになるじゃないか」と思わせる店舗をよく見かけます。ストレートに言えば、「おしい!」というお店がいっぱい。
中小規模の店舗を対象とした「商品の開発・改善、ディスプレーの改善」にボランティアが入れば、やることがたくさんあって面白いだろうなと思います。ニーズもあります。ドイツのGIZは、中小規模の店舗(ホテルも)への技術支援や店舗改善支援を行い、成果をあげていると聞いています。

商品(書籍)は仕入れられても、
写真のように手の届かないところに積み上げられ
そのままの状態。

これでは、配本しても意味がありません。
そこで、店員さんに棚から降ろしてもらい
ディスプレー。
レジ隣なので、店員さんが場を離れることもなく、盗難の心配もありません。
<話題のスタッフ>
Salem's とThe Africans Bookshopの店員さんと交渉するレンサとゲネット
<コーヒー豆のストラップ>
メリーズのコーヒー豆のストラップをパイロット販売しているSalem'sで、先週在庫をカウントしたら、1か月で25個も出ていました。幸先の良いスタートですね。販売店が増えたら、メリーズメンバーを連れて、商品を販売している現場を見てもらうつもりです。国際協力の業界用語(!?)でいえば、エンパワメント、エンカレッジメント、モティベーションを刺激・促進するということです。

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こんにちは。

このところ、共同出版社(Co-Publisher)スタッフのレンサやゲネットの補佐で本の営業に回っています。アフリカでのビジネスは、苦労が強調されがちですが、案外、やりやすい部分もあります。
ひとつは、経営者やマネージャークラスの人たちに会うことが、比較的簡単にできること。アポイントメントなしで出かけても(もちろんアポは取る方がよいです)時間があれば、気軽に会ってくれます。日本のように「肩書や紹介状ないとねえ」ということもありません。レンサは、今どきのエチオピア若者ファッション(ピンヒール、ピンクのど派手なTシャツ、スパッツ)姿で、こういう人たちに会うので、見ていてハラハラドキドキですが、誰も「話(交渉)内容」以外、外見や若さは気にかけないように見えます。店で取り扱うかどうか、結論はその場で出してくれるのも、お互い時間の無駄にならずにすみます。日本のように「取次」を通さないと、マスでの書店販売できないということもありません。書籍の流通に関して言えば、エチオピアの方がはるかに開かれているように思えます。

一昨日は、コーヒーの本を配本しているアジスアベバ大学出版局(日本で言えば、東大の出版局といった感じですね)へ行ってきました。失礼ながら、オフィスと販売所をみただけでは、何冊販売できるだろうかと心配になりましたが、若いセールスマネージャーのフレザーさんによれば、「この出版局からは、エチオピア全土にある30の大学・カレッジ、また博物館など公共施設に配本している。学生は高い本でも、必要があれば買うので需要はある。また観光客の増加と共に、博物館ショップも充実を図っている。先日も、現在建設中のコーヒーミュージアム(ここへは営業をしようと思ってました)から、コーヒー関連の本の問い合わせがあった。The Legend~を紹介した。」とのことでした。メリーズのコーヒー豆のストラップなども、もちろん営業しています。期待できそうです!
『アジスアベバ大学「オーブンライブラリー』

写真:本の陳列(英語・アムハラ語の本が中心)、高価な本は盗難を避けるために鍵のかかる場所に、本を購買する教授や学生たち

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若手スタッフのLensaがリストを見ながら「1月にNovisにも配本した」というので、そちらにも行ってみることにしました。

LensaとGenetは、現地パートナーNGOのスタッフです。この共同出版プロジェクトが始まってから、営業担当者として動いています。私の役割は、この二人に営業のやり方を覚えてもらうこと。とはいえ、私も営業という仕事は、未経験。3人で知恵をしぼりながらやるしかありません。

Novisは、アジスアベバではBambisと双璧をなす老舗スーパーマーケットで、ボレ通りやヒルトンホテルなどに店を構えています。お店に入りどこで販売しているのかと見回すと、新聞や雑誌販売のところに、「入れて」ありました。Lensaが交渉したのですが、「「ディスプレー棚は置く場所がない」と断られ、やむなく「とにかく今よりは目立つようにしよう」作戦で、Befor&Afterしてきました。ここでは、このディスプレーでも10冊のうち4冊が売れていました。

帰り際、私たちがマネージャーと交渉しているのをずっと見ていた初老の店員さんがそばに来て、「いい本だから、絶対売れるよ」と言ってくれ、こういう気配りができるエチオピアの人は本当に優しいなあと改めて思いました。

写真1&2:ボレ通りにあるNovisの Befor&After
写真3:ヒルトンホテル内にあるNovisのAfter。CEHPメンバーの高野さんが「本が目立ってませんでしたよ」と教えてくれたので、昨日ポップを持って、カイゼンしてきました。高野さんありがとう!

実は、本棚のようなことはよく起こるので、「プランA」と並行して他の店にも同じものを注文する「プランB」も進めていました。アフリカでビジネスをするなら、プランBを持つことは不可欠です。(できればプランCもあるとよい)。プランBの店に電話したら、「木曜日に5つできそうだ」という返事。

ちなみに、私の経験では「仕上がりに近いプロトタイプを作る」「催促は欠かさない(品物ができても連絡はない)」「サンプルは依頼主が保管しておく」というエチオピアの常識?も知っておくとよいです。プランBの店は丁寧な仕上げが評判ですが、急がせたので少々粗い仕上がり。プランAより50ブル高い250ブル。待てばやり直すとのことでしたが、時間もないのでそのまま引き取って、大手スーパーのBambisに直行しました。Bambis2階で本の販売が始まってから約2か月。ディスプレーも一度変えましたが、行ってみると壊されていて、本は文房具の棚の奥深くに・・・(涙)。う~んこれで売れていたら奇跡だわ、と思って数えてみると、なんと18冊売れてました。若手スタッフのレンサとゲネットに手伝ってもらい、一番目立ちそうなレジ横に置いてきました。jpg_sjpg_sjpg_s        

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